日本中でDX、DXと叫ばれている昨今ですが、中々進んでいないと感じている方も多いと思います。

DX、デジタルトランスフォーメーションが必要だとずっと言われているものの、色んな原因で進まないのが実態です。

原因はどんなところにあるでしょうか?

IT現場に長年携わってきた私の現場感覚でいうと、以下のようなものが感じられます。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)が進まない原因は?

  1. 社内に業務全体を理解しつつシステムに知見を持っている人がいない。

  2. トップマネジメントや決裁者のシステムに関する知見が少なく適切な判断が難しい。

  3. エンジニア不足。

  4. DXに対しITリテラシーが低い人からの抵抗がある。

  5. DXに対し既得権益者の抵抗。

  6. セキュリティ面・コンプライアンス面への過剰な対応の要求。

  7. 各現場の既存の業務を変えずにシステム化しようとするため無駄に複雑になり効率化できない。

  8. いきなり全社的にシステムを入れ替えようとするため大きくなり過ぎて各部署の要望もバラバラで要件をまとめられない。

などなど、思いつくまま書いて見ましたが、こんな感じでしょう。

とにかく、平たく言うと、社内のITの知見やエンジニアが足りなくて、IT慣れしていない人が今のままの仕事がいいと言い、やるならアレもコレもと色んな部署から要求があって落とし所を見つけられず時間だけが過ぎていく・・・

といった感じが多いと思います。

すごく良くある感じですね。。

でもそんな状況はそう簡単に変えられそうにないですよね・・・

ではどうやって変革させていけば良いのでしょうか?

DXは、まずは素早く小さく始めよう!

DXはまずは小さく始めましょう。

小さく試し、うまくいったら横に展開していけばいいのです。

この考え方は台湾のオードリータンさんも「オードリータンが語るデジタル民主主義」という本で言っています。

台湾は非常にデジタル化がうまく言っていることで有名ですよね。

日本もそれを真似すれば良いのですが、それに対して「台湾は日本より人口が少ないからできるんだ」という言い方をする人がいます。

しかし、「東京23区」だけに関して言えば台湾と規模感は変わりません。

東京や一部の地区に絞ってガッツリDX化をして試し、うまくいった部分を取りいれ、失敗した部分をカスタマイズして全国展開していけば良いのです。

これは一つの例ですが、企業でも同じことです。

  • いきなり全社的に試すのではなく、まずは一つの特定の部署で。

  • いきなり全国の店舗に展開するのではなく、まずは一つのパイロット店で。

  • いきなり全ての機能・サービスをアプリ化するのではなく、まずは1番重要そうな一つの機能を対象に。

素早く小さく始めるならノーコード

これは何度も話していますが、筆者はこれに尽きると思います。

DXはまずはノーコードで素早くコストを抑えて始めるに限ります。

ノーコードとは、プログラミングをせずにアプリやWebサイトを素早く低コストで作れるツールのことで、通常の開発と比較すると格段に安く早く仕上がります。

Adalo、bubble、STUDIO...などのツールが有名ですね。

しかし、早く安く作れる分、もちろん機能には制限があります。

でも、それでいいのです。

最初のプロトタイプアプリなのですから、複雑な機能や柔軟性・拡張性、高アクセスに耐えれるスペックなどを求める必要はありません。

まずは特定の部署や特定の店舗で限られらユーザーに対し使ってテストする、それが目的です。

その前提あればノーコードのデメリットである「機能が制限される」という条件がデメリットにはなりません。

代わりに、「素早く低コストで」作れるというメリットが爆発的な破壊力を発揮します。

ノーコードで検証し、成功したら次は本開発

ノーコードで短期間でパッとアプリをリリースします。

それを実際のユーザーに使ってもらい、その結果を分析します。

思惑通り効率化できた部分もあるでしょう。

逆に全く使えないとのクレームもあったでしょう。

また、想像もしなかった要望も出てくると思います。

このフィードバックが大きいのです。

一度リリースしなければ絶対に得られないこのユーザーの生の声が財産です。

このデータをもとに必要な機能を整理し、本開発の準備に取り掛かります。

今度は大きく予算を用意し、ノーコードではなくスクラッチ(ゼロから)の開発です。

一度小さく検証して問題のポイントがわかっているので、大きく投資をしやすいです。

チームもシステム開発に慣れてくるので、その後の開発会社への発注も楽になっていることでしょう。

また、逆に検証の結果、「このサービス・この機能ではダメだ」と言う結論になることもあります。

その場合はすぐにまた計画を練り直してまたノーコードで別のサービスを立ち上げるのです。

ノーコードでは短期間で検証ができるので失敗してもダメージが少なく、すぐ次に取り掛かれる。そこも大きなメリットです。

ノーコードでできることは?

ノーコードではアプリやWebサイト、LP(ランディングページ)など様々なことができます。

アプリであればAdalo(アダロ)、Webサービスであればbubble(バブル)が有名です。

ノーコードについてはこちらもご覧ください。

BtoC、CtoCのマッチングアプリ、動画再生アプリ、食べログのような飲食店系アプリ、社内の業務管理システム、勤怠管理、Airbnbのような予約システムなどなど、様々です。

以下に事例を紹介します。

ノーコードで始めるDX:まとめ

今日はノーコードで始めるDXの仕方についておすすめを書いて見ました。

冒頭に書いたように、DXを進めるには障害がたくさんあります。

最初から全部やろうとするから大変なのです。

まずは、小さく、素早く試し、ダメだったらやり直し。よかったらそれを横展開。

そのためにはまずノーコードで始めてみてはいかがでしょうか?

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