Versant Speaking Test(ヴァーサント)とは、以下のようなものです
ピアソン社が開発した、AI技術を用いてビジネス現場で通用する実践的な英語スピーキング・リスニング力を約20分で測定するオンライン試験
TOEICと違って「実際に英語を口に出す」テストなので、実践的ですね。
また、自宅で20分ちょっとの時間で受けられるので、TOEICや英検を受けるより手軽です。
私自身、2年前にVersantを初めて受けた時のスコアは32点でした。なかなか難しいですね。。TOEICはそれなりに取れていたのに、スピーキングになると全然ダメだった。
それから1年間ちょっと、毎日30分以上のリピーティング練習を続けて、51点まで上げました。もちろんリピーティングだけじゃなく他の勉強もしていますが、リスニングの基礎を作ったのは間違いなくリピーティングの効果が大きかったように感じます。
この記事では、Versant対策として「なぜリピーティングが効くのか」と、練習を効率化するために自分でアプリを作った話を書いていきたいと思います。

Versantの何が難しいのか
Versantは以下のパートで構成されています:
パート | 内容 | 測定スキル |
|---|---|---|
A. 音読 | 表示された文を読み上げる | 発音・流暢さ |
B. 復唱 | 聞いた文をそのまま繰り返す | リスニング・記憶保持 |
C. 質問応答 | 質問に短く答える | 理解力・応答力 |
D. 文の構築 | バラバラの語句を正しい順序で言う | 文法・構文力 |
E. ストーリーリテリング | 短い話を聞いて要約する | 総合力 |
F. 自由回答 | テーマについて自分の意見を述べる | 表現力 |
特にパートB(復唱)が鬼門です。(少なくとも私にとっては最大の鬼門。。)
英文を聞いて、そのまま口に出す。まさにリピーティングそのもののテストです。
聞いた瞬間に内容を理解し、短期記憶に保持し、正確に再現する。
これができないと、パートBだけでなく、パートEのリテリングでも崩壊します。
シャドーイングとの違いは、聞いたそのまま声に出すシャドーイングとは異なり、一度全文を聞き終わったあとに話さなければいけないところです。
つまり、いちど記憶しないといけないんですよね
僕はこの短期記憶ができないことが特に多いです。。
でも短期記憶できないというのは複数の要因があります。
音を知覚できていなかったり、意味の理解が追いついていなかったり、さまざまな要因も複合して、結果、記憶しにくく、話せない。という感じでした。
個人的にはシャドーイングよりもリピーティングの方が圧倒的に大変という印象がありますね。
なぜリピーティングがVersant対策に直結するのか
1. パートBは「リピーティング」そのもの
Versantのパート Bでは「I'd like to schedule a meeting for next Thursday afternoon.」のような文が読まれ、それをそのまま繰り返します。
つまり、リピーティング練習 = パートBの練習です。毎日やれば、本番でも自然に口が動きます。
2. ワーキングメモリが鍛えられる
英文を聞いて保持して口に出す。このプロセスで「英語のワーキングメモリ」が鍛えられます。
最初は5語の文でも聞き逃していたのが、練習を重ねると15語以上の文でも保持できるようになります。
これはパートBだけでなく、パートE(リテリング)でも絶大な効果があります。「話の流れを頭に保持する力」が上がるからです。
3. 発音とイントネーションが自然になる
お手本の音声を真似して口に出すので、発音・リズム・イントネーションが自然に矯正されます。
Versantでは「流暢さ(Fluency)」と「発音(Pronunciation)」が独立したスコアとして評価されます。リピーティングはこの両方に効きます。
私のスコア推移
1年以上前に初めてやった時は32点でしたが、それからリピーティングの毎日30分間の練習をコツコツ行ったことで、51点まで上がりました。
もちろん他の勉強もしていますが、リピーティングの練習が最も大事だった気がします。
リピーティング練習の実際のやり方
私のルーティン(毎日30分)
英文を聞いて、復唱
聞き取れず復唱できなかったら何回か聞き直す。
聞き取れなかった文を確認 — テキストと日本語訳で理解
ポイント
意味を考えながら口に出す — 音を真似するだけじゃなく、内容を理解する(なかなか頭に入ってこないものもあるので意味を理解しようとするの大事な気がします。)
毎日やる — 週1で2時間より、15分でも毎日の方がいいと思います。
作ったアプリ:English Repeating
私はアプリ開発をする仕事をしているので、自分の勉強用に専用アプリを作ってみました。






特徴
機能 | Versant対策での使い方 |
|---|---|
1画面1文 | 集中してリピーティング |
AI音声(5種類) | 男性・女性・中性から選べる。Versantは機械音声なので相性◎ |
再生スピード3段階 | 0.75x → 1.0x → 1.25x とステップアップ |
10問1セット | 1セット5分で完了。スキマ時間に最適 |
テキスト+日本語訳 | 聞き取れなかった文の確認がワンタップ |
TOEIC/Versant向けデッキ | ビジネス英語のプリセットあり |
自分の教材をインポート | Versant対策本の例文もコピペで取り込める |
アプリの使い方
難易度別にレベルを分けています。

参考までにTOEICレベルで400〜900のデッキを分けているので、お好みのものをやってみるといいと思います。
簡単すぎると思ったら上のレベルのデッキを挑戦するといいですね。
再生スピードの設定
もちろん再生スピードを設定できます。0.75倍速、1.25倍速と調整可能です。
新しいセット → 0.75x でじっくり聞き取る
2周目 → 1.0x でナチュラルスピードに慣れる
3周目 → 1.25x で負荷をかける(本番が楽に感じるようになる)
音声の変更
男性、女性、中性など5種類のボイスから音声を選択できます。
好みの音声で試したり、慣れてきたら違うボイスでも聞き取れるか練習するのも良いと思います。

料金
無料: 各デッキ Set 1(10問)をお試し
プレミアム(¥980/月): 全セット + カスタムインポート
まとめ
Versantの点数を上げたいなら、リピーティングが最も大事な練習法の一つだと思います。
特にパートB(復唱)は、リピーティング練習そのもの。毎日やれば、半年で確実にスコアは上がります。
リピーティングを始めてから英語力の伸びを明らかに実感しました。
アプリを使えば、スマホひとつで毎日の練習が完結します。自分の教材もインポートできるので、Versant対策本の例文をそのまま練習に使えます。
無料で始められるので、ぜひ試してみてください。
