合同会社CitrusApp(シトラス・アップ)は株式会社プライスレスの新サービス、テニスコミュニティアプリの開発を行いました。

概要
・依頼者:株式会社プライスレス様
・アプリの種類:テニスコミュニティアプリ
・アプリの配信形態:Webアプリ
・開発期間:約3ヶ月
・開発方法:ノーコードBubbleによる開発

テニスコミュニティアプリとは?

本サービスは世界中のテニスレイヤーを繋げるためのコミュニティアプリで、各プレイヤーの過去のイベントや今後の予定を投稿・シェアできるアプリです。

 事例の概要

「初期コストを抑えつつ素早くアプリを開発したい」という課題に対し、ノーコードツールBubbleの活用と最低限の機能に絞る提案を行い、短納期でのテニスコミュニティアプリのリリースを実現した事例です。

課題

1. 新規事業として、初期投資を抑えながら迅速に市場投入したいという制約があった。

2. アイデアの需要は感じているものの、開発コストや期間が事業リスクになるという懸念を抱えていた。

3. どのような機能から始めるべきか、優先順位の判断に迷っていた。

成果

1. ノーコードツールの活用により、開発コストを大きく抑えることに成功。

2. 事業の核となる最低限の機能に絞り込み、短期間でのアプリ開発を完了。

3. プロトタイプを迅速に市場へ投入し、ユーザーの反応を得るためのスタートラインに立つことを実現。

テニスコミュニティアプリの機能一覧

テニスコミュニティアプリ画面イメージ1
テニスコミュニティアプリ画面イメージ2
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抱えていた課題 / 依頼の背景

今回のクライアントは、独自の調査によってテニス業界に新たなコミュニティアプリの需要があるという、確かな手応えを感じていらっしゃいました。世界中のテニスプレイヤーやファンが繋がり、活動を記録・共有できるプラットフォームという明確なビジョンをお持ちで、事業化への強い意欲がうかがえました。これが、今回のアプリ開発プロジェクトが動き出す直接のきっかけとなります。

一方で、新規事業ならではの現実的な課題にも直面されていました。アイデアに確信はあっても、最初から大規模な投資を行うことには大きなリスクが伴います。特に「初期コストを抑えたい」「可能な限り早く市場に投入したい」という二つの要望は、事業を成功させる上で大事な条件でした。この「コスト」と「スピード」という、時に両立が難しい課題をどう乗り越えるか。この問いに対する最適な答えを探す中で、ノーコード開発を専門とする弊社にご相談をいただくことになりました。

 依頼から開発完了までの流れ

プライスレス様が抱える「コストを抑えつつ、迅速に市場へ投入したい」という明確なご要望に応えるため、弊社では無駄を徹底的に省き、スピードを最優先した開発プロセスを設計しました。

1. ヒアリングの実施

まず、プライスレス様がこのアプリで本当に実現したいことは何か、その本質を深く理解するためのヒアリングを行いました。

2. 機能の絞り込み提案

ヒアリング内容を基に、弊社の豊富な新規事業開発の知見から「これさえあれば事業が成り立つ」という最低限の機能(MVP)をご提案しました。

3. 機能一覧とワイヤーフレームの作成

合意した機能を一覧化し、さらにワイヤーフレーム(画面の設計図)を作成。言葉だけでは伝わりにくい完成イメージを具体的に共有し、認識のズレをなくす作業を進めました。

ワイヤーフレーム作成

4. ご契約

作成した資料を基に最終的なご納得をいただき、正式にご契約を締結しました。

5. デザイン作成

Figmaというデザインツールを活用し、ユーザーが直感的に操作できる画面デザインを制作しました。

Figmaデザイン作成

6. 詳細仕様の合意

完成したデザインをお見せしながら、機能の細かな動きや表示内容について最終的な仕様を固めました。

7. 開発・テスト

仕様に基づき、Bubbleというノーコード開発ツールを用いて迅速にアプリを構築。同時に、品質を担保するためのテストを入念に実施しました。

8. リリース

全ての工程を完了し、無事Webアプリとしてリリースしました。

プロジェクト全体を通して、弊社は単なる作業者として指示を待つのではなく、プライスレス様の事業成功を共に目指すパートナーとしての役割を意識しました。議論の初期段階から、どの機能が本当にユーザー価値に繋がり、どれが後回しした方が良いかを、過去の経験から積極的に提案しました。時には機能を絞り込むという、勇気のいるご提案もさせていただきましたが、それも全てはコストを抑えつつ「最速で市場の反応を得る」という共通の目標達成のためです。常に事業の本質に立ち返りながらコミュニケーションを重ねたことが、円滑なプロジェクト進行に繋がったと考えています。

今回のアプリ開発のポイント

ポイント1:契約前ワイヤーフレームで認識のすり合わせ

新規事業のアプリ開発において、プロジェクトを成功に導く最初の鍵は、発注者と開発者の間で「完成イメージのズレ」を完全になくすことです。この初期段階の認識合わせが、後の手戻りやトラブルを防ぎ、安心して開発に集中できる土台となります。

言葉や文章だけでシステムの仕様を完璧に伝えきることは、非常に困難なため、各画面のワイヤーフレーム(画面の設計図)を無償で作成しつつ、具体的な「絵」を見ながらお打ち合わせをするプロセスを導入しています。これにより、プライスレス様には実際に動くアプリに近いイメージを掴んでいただきながら、具体的なご意見をいただくことができました。

ポイント2:事業の核を見極めるための最小限からの機能構築

コストとスピードに制約がある新規事業において、成功の確率を上げるためには「何を作るか」と同じくらい「何を作らないか」の判断が重要になります。

例えば、「多言語対応はせず、最初は英語だけで小さく始めましょう。同時にいろんな言語圏に営業をかけるのはそもそも難しいのでMVPで必要な機能に絞りましょう」などのように提案しました。

新規事業を立ち上げる際、競合サービスなどを参考に「あれもこれも」と多くの機能を盛り込みたくなるのは自然なことです。しかし、その全てを最初から実装しようとすれば、開発期間は延び、コストは膨れ上がります。結果として、最も重要な「市場に早く出す」というスピード感を失ってしまう危険性があります。

弊社はこれまでの新規事業アプリ開発の経験から、まず「これだけあれば事業の核が成り立つ」というミニマムな機能構成をご提案しました。その上で、「もし追加するなら、次はどの機能がユーザーにとって最も価値があるか」という視点で、プライスレス様と一緒に優先順位を整理していくプロセスを取りました。この「足し算」の思考で議論を進めることで、自然と機能が本当に必要なものだけに絞り込まれ、プライスレス様にも納得感を持ってご判断いただくことができました。

ポイント3:開発期間とコストの制約を突破し、アイデアを最速で市場に届けるためのノーコード開発

ノーコード開発を専門とする弊社は、本案件の要件に最も適したツールとしてBubbleを選択し、ご提案しました。MVPとしての開発ならばネイティブアプリよりもWebアプリの方がコストを下げやすく素早く開発できる。であるならばBubbleが最も適したツールだと判断しました。これにより、従来の開発手法と比較してコストを大幅に抑え、開発期間も数ヶ月単位で短縮することが可能になりました。

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