デザインはアプリ開発において非常に重要な要素です。優れたデザインはユーザーエクスペリエンスやビジネス成果に大きな影響を与えます。しかし、優秀なデザイナーの雇用には高額なコストがかかってしまいます。ここで登場するのがノーコードのアプローチです。ノーコードであれば、優秀なデザイナーを必要とせずに、エンジニアだけでそれなりに綺麗なデザインが実現できるかもしれません。本記事では、デザイン周りに関するノーコードの可能性について詳しく説明します。

ノーコード開発とデザイン

ノーコード開発の概要とデザインにおける利点

ノーコード開発は、デザインにおいても多くの利点をもたらします。ノーコードのアプローチを採用することで、優れたデザインを実現するために必ずしもデザイナーを雇う必要がなくなります。エンジニアがノーコードツールを使いながら、綺麗なデザインを作成できるようになります。デザインに関わるプロセスをノーコードで行うことで、開発の効率性も向上します。

もちろん、デザイナーを雇った方が良いデザインを作れます。しかし往々にしてスタートアップや新規事業部は十分な予算がないことが多いです。とはいえ完全にデザインを捨ててしまうとかなり酷い見た目のアプリになってしまいます。

しかし、ノーコードであればあらかじめ用意されてあるテンプレートなどを流用することでデザイナーがいなくてもかなりキレイなデザインを作ることができます。

テンプレートを活用したデザイン

ノーコードツールには多くのテンプレートが用意されています。例えば、AdaloやFlutterFlowなどのツールは、綺麗なデザインを実現するためのさまざまなテンプレートを提供しています。これらのテンプレートを活用することで、ゼロからデザインを始める必要がなくなり、効率的に魅力的なデザインを作成できます。

ノーコードAdaloのデザインテンプレートの例

以下はノーコードAdaloのテンプレートの例です。フードデリバリーサービスのテンプレートです。

こんな感じです。いかがでしょう?十分いい感じのデザインではないでしょうか?

この辺のテンプレートをベースにメインカラーやロゴを変えたり画面構成を変えてロジックを作り込んでいくことで、仮にデザイナーを雇えなくともエンジニアだけである程度のレベルのデザイン性を担保できると思います。

以下の記事では他にもAdaloのテンプレートを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

デザイナーじゃなくてもノーコードAdaloでカッコいいアプリをデザインしてみよう。

ノーコードFlutterFlowのデザインテンプレートの例

FlutterFlowは本当に多くのテンプレートが用意されています。

FlutterFlowのページごとのテンプレート

まず、アプリのページを作成する際にはページごとのテンプレートが用意されているので、それをベースのパターンから選ぶことができます。

こちらはログイン・サインアップなどの認証画面のテンプレート。

チャット画面のテンプレート

コンテンツ詳細画面のテンプレート

Eコマース、ネットショッピングの画面のテンプレートなどなど。

ものすごく便利ですよね。これらを流用してアプリを作れるわけです。

さらにマーケットプレイスから100以上のさまざまなデザインテンプレートを探せる

さらに、FlutterFlowには以下のようなマーケットプレイス(ベータ版)があり、さまざまなテンプレートを探してクローン(コピー)し、流用してアプリを作成することができます。これは素晴らしい機能だと思います。

例えば以下はインスタグラムのクローンアプリです。SNSアプリの参考になります。

こちらは旅行アプリのテンプレート。

こちらはカレンダーアプリのテンプレート。

こちらはグラフ機能のテンプレート。

管理画面のテンプレートまであります。レスポンシブになってるので、レスポンシブアプリの参考にもなりますね。

いかがでしょう?

十分すぎるクオリティですよね!

これがデザイナー無しで無料手に入るので、エンジニアはこれを真似て作ることでコストダウンをしつつ素早く素敵なデザインを作れるのではないでしょうか。

【重要】デザインの適切なレベル設定

デザインについて、最初から「すべて完璧なもの」を目指してはいないでしょうか?

MVP(Minimum Viable Product)や初期開発においては、デザインの適切なレベル設定が重要です。往々にして、「すべての画面の詳細レベルまで」こだわってデザインを作り込みたくなる人が多いですが、そこにはそこまでこだわる必要はありません。

もちろん、お金と時間が無限にあるならやっても良いですが、スタートアップはスピードが命ですし、そもそも人材も資金も足りていないことがほとんどです。その前提であれば、細部のデザインに拘ってる場合ではありません。

代わりに、重要な要素に焦点を当てることで、迅速なプロトタイピングと効率的な開発を実現できます。初期段階では完璧なデザインにこだわるよりも、アプリの基本的な機能や使いやすさに重点を置くべきです。デザインにはリソースを適切に割り当てることで、ビジネスの成果を最大化できます。

デザインコストを下げる方法

スプラッシュ画面やトップページなど重要な画面に注力する

デザインコストを下げる方法の一つは、スプラッシュ画面やトップページなどの重要な画面のみに注力することです。これらの画面には特にデザインの品質にこだわることで、ユーザーに良い印象を与えることができます。他の画面では、テンプレートを活用して一貫性のあるデザインを作成することで、デザインコストを削減することができます。

こうすれば、デザイナーに発注したとしても一部画面だけに抑えられるため、花道が小さくて住み、結果金額的にも小さくてすみます。

特にスプラッシュ画面、トップページ、アイコンといった一番最初にユーザーに触れる画面は重要なので、ここは確かにこだわりたいところですよね。この部分だけで印象がガラリと変わると思うので、こういった部分に注力し、デザイナーの力を効率よく使うのも一つの手だと思います。

まとめ:ノーコードを活用して魅力的なデザインを実現しよう

ノーコード開発は、デザイナーコストを抑えながらも綺麗なデザインのアプリを作成する方法として大きなメリットがあります。ノーコードツールのテンプレートや適切なレベル設定を活用することで、エンジニアだけで魅力的なデザインを実現できます。初期段階では必要な要素に焦点を当て、効率的な開発を進めましょう。

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