合同会社Citrus App(シトラス・アップ)は札幌パシフィック法律事務所の新サービスである情報共有アプリを開発しました。
プロジェクト概要
・依頼者:札幌パシフィック法律事務所様
・アプリの種類:情報共有アプリ
・アプリの配信形態:Webアプリ
・開発期間:約2ヶ月半
・開発にかかった費用:非公開
・開発方法:ノーコード(Bubble)弁護士事務所向け情報共有アプリとは?
本アプリは、債務整理(個人の自己破産や民事再生)を円滑に行うため、依頼人・弁護士事務所間で資料と情報の共有・交換を行うためのツールです。
当弁護士事務所では、依頼人との間で電話・文書・メールなどで都度連絡しており、家計表なども手書きで作成して郵送するのが時代にそぐわなくなってきていると感じておられました。
この状況に対し、アプリを導入することで効率化し、弁護士を煩雑な雑務から解放し、価値のある本来注力すべき業務に時間を使えるようにしたい、というご要望から弊社に声がかかりました。
事例の概要
電話や郵送による情報共有の非効率さに悩む弁護士事務所様が、ノーコード開発で専用アプリを導入し、業務効率化と将来のSaaS展開への道筋をつけた事例です。
課題
1. 依頼人との連絡が電話・文書・メール中心で、情報管理が煩雑な状態だった。
2. 手書き書類の作成や郵送作業に、多くの時間と手間を取られていた。
3. 弁護士が本来注力すべき専門業務に集中できないというリスクを抱えていた。
4. 将来的な事業拡大を見据えた、拡張性のある仕組みの構築をしたいというビジョンもあった。
成果
1. 自社の依頼人と弁護士事務所間の情報共有を円滑にする専用アプリの開発を完了。
2. 煩雑な事務作業を大幅に削減し、業務効率の改善を実現。
3. 弁護士が専門性の高い業務に集中できる環境が実現。
4. SaaSとして業界の他事務所へ展開するための機能拡張が完了。
本アプリの機能
本アプリの主な機能は以下です。
家計表の作成サポート・送信機能
提出が必要となる書類の案内機能
現在の借入先会社名や残債額がわかる機能
弁護士費用の残額や支払予定がわかる機能
事務所スタッフとの打合せや裁判所に行く日程の調整機能
ユーザー側

管理者側

抱えていた課題 / 依頼の背景
今回ご相談いただいたクライアントは、債務整理業務を専門的に扱われています。当時の依頼人とのやり取りは、電話や郵送、メールが中心でした。特に、家計状況を把握するための書類は、依頼人に手書きで作成してもらい、郵送で提出いただくという手間のかかる方法を取らざるを得ない状況でした。この従来の方法は、依頼人と事務所、双方にとって大きな負担となっていました。
その結果、弁護士という高度な専門家が、書類の催促や煩雑な管理業務に多くの時間を費やさざるを得ず、本来注力すべき法律相談や手続きといった専門業務に集中しきれないという、深刻な課題に直面していました。この状況を打破し、業務を効率化するだけでなく、ゆくゆくは業界全体の非効率を解消するサービスとして展開したいという強い想いから、情報共有アプリの開発を検討。実現の可能性を探るべく、弊社にお問い合わせいただいたのが今回のプロジェクトの始まりでした。
依頼から開発完了までの流れ
1. 初回ヒアリングと業務フローの整理
最初の1時間の打ち合わせで、現在の業務の流れをテキストベースで詳細に洗い出しました。
2. 現状業務の資料確認と画面イメージの作成
次回の打ち合わせまでに、実際に使用されている書類などを拝見し、必要な機能の画面イメージ(ワイヤーフレーム)を作成しました。

3. 認識のすり合わせとご契約
作成した画面イメージを基に2度の打ち合わせを実施。完成後のアプリに対する認識を一致させた上で、正式にご契約いただきました。
4. 設計・デザイン・実装
合意した内容に基づき、デザインの作成、そしてノーコードツール「Bubble」を用いたシステムの実装を迅速に進めました。



5. テストとリリース
開発したアプリの動作テストを入念に行い、問題がないことを確認した上で、実際の業務でご利用を開始いただきました。
6. 継続的な改善開発(第2・第3フェーズ)
リリース後、実際に利用した上での貴重なご意見をいただき、それを基に追加機能の開発や、SaaS化に向けた開発を継続して行っています。
私たちは、単に言われた通りの機能を作るのではなく、クライアントの事業が成功することを第一に考えてプロジェクトを進行しました。特に、初期段階での業務フローの深い理解と、画面イメージという具体的な「完成図」を用いたすり合わせを重視しました。これにより、開発途中の手戻りを防ぎ、スムーズなリリースを実現できたと考えています。リリース後も、実際の利用感に基づいたフィードバックをいただきながら、共にサービスを育てていくパートナーとして伴走させていただいています。
今回のアプリ開発のポイント
ポイント1:具体的な画面イメージを共有し、認識のズレをなくす
アプリ開発で最も避けたいのは、完成後に「思っていたものと違う」という事態が起きることです。ご契約前に、ヒアリングを元にした機能一覧、およびワイヤーフレーム(画面のイメージ図)を作成し、ビジュアル的に齟齬がないか擦り合わせます。
アプリ開発のご経験がない場合、言葉や文章だけで必要な機能や使い勝手を正確に伝えることは非常に困難です。この認識のズレが、開発終盤での大幅な手戻りや追加費用の発生といった、プロジェクトの失敗に直結する大きな危険性をはらんでいます。
特に今回は、法律事務所の専門的な業務フローを扱うため、細部まで正確に理解し合う必要がありました。
ポイント2:ノーコードツールで「まず使える最小限のアプリ」を素早く形にする
将来的に業界全体へのSaaS展開も見据える大きな構想ですが、まず自社で確実に成果を出せる「最小限の試作品(MVP)」を迅速に開発することが不可欠です。私たちはノーコードツール「Bubble」を活用することで、コストと時間を抑えつつ、まずは目の前の業務効率化に貢献できるアプリを素早く形にしました。
素晴らしいアイデアでも、最初から全ての機能を盛り込んだ完璧なアプリを目指すと、開発期間とコストが膨大になり、プロジェクト自体が頓挫するリスクが高まります。特に新規事業では、市場に投入してみなければ本当に必要な機能は分かりません。大切なのは、まず核となる価値を届け、実際の反応を見ながら改善していくことです。
私たちはノーコード開発を専門としており、従来の開発手法に比べて圧倒的なスピードと低コストでの開発が可能です。クライアントには、まず「これだけあれば業務が成り立つ」という核となる機能に絞ってご提案し、迅速に開発を進めました。これにより、まずは自社でアプリの効果を実感いただき、その成功体験を基に、自信を持って次のステップ(機能追加やSaaS化)へと進むための強固な土台を築くことができました。
ポイント3:一度作って終わりではなく事業を成功に導くため、リリース後もパートナーとして改善を継続する
アプリ開発は、リリースがゴールではなくスタートです。私たちは、札幌パシフィック法律事務所様の事業を成功に導くパートナーとして、リリース後も継続的に関わり、実際の利用状況に基づいた改善開発を迅速に行う体制を整えています。
特に業務効率化アプリは、実際に使ってみて初めて見えてくる改善点や新たな要望が多く存在します。開発会社との関係がリリース時点で途切れてしまうと、せっかく開発したツールが陳腐化してしまったり、ビジネス環境の変化に対応できなくなったりする恐れがあります。事業の成長に合わせて、アプリも柔軟に進化し続ける必要があります。
現在もクライアントのサービス成功に向け、第2、第3フェーズの開発を共に進めています。
ノーコードBubble(バブル)による開発
本WebアプリはノーコードのBubble.ioでの開発を行いました。Webアプリ・Webサービスの開発には現状はノーコードBubbleが最適だと考えています。これによりコストを抑えクラアントの負担を減らしつつ、スピーディな開発を行うことができました。
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Bubble、FlutterFlow、STUDIOなどのノーコードツールを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。
この機会に、温めていたビジネスアイデアを今すぐ形にしてみませんか?
弊社はスタートアップ・新規事業向けにコストを抑えた最速のアプリ・Webサービスの開発、さらにはサービス立ち上げのコンサルティングから提案を行なっております。
また、法人向けにノーコードのスクール事業を通して内製化のサポートも行っています。
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