求人系のアプリはすでに色々ありますよね。しかし、私のところにも求人アプリを作りたいという要望は多いです。おそらく、業種業態ごとに需要が異なっていたり、汎用的な求人サイト・アプリでは賄えない細かなニーズがあるため細分化していく必要があるのか、と思います。人と人をマッチングするというサービスはずっと必要とされるのかもしれません。
さて、求人アプリの開発ですが、スクラッチ(ゼロからプログラミングして)で開発すると、やはり数千万円規模の膨大なコストがかかります。スタートアップや中小企業、新規事業部からすると初めの1手としては大きすぎるコストですね。
そこで登場するのがノーコードです。ノーコードで求人アプリを作ることで、コストを抑えつつスピーディに開発することが可能です。
今日は今注目されているノーコードを用いた求人アプリの作り方について書いていきたいと思います。
またCitrusAppでは、約18年のシステムやアプリ開発経験、そのうち新規事業アプリだけで127件の開発をしてきました。 |
なぜノーコードなのか?

近年、ノーコード(No-Code)開発が急速に注目を集めています。ノーコードとは、プログラミングをしなくてもアプリやWebサイトを開発できる手法です。これにより、熟練のエンジニアが大人数・長期間で開発しなければならなかったものが、少人数・短期間で開発できるようになります。
▼そもそも「アプリ開発」については下記の記事で詳しく解説しています。
アプリ開発の全て|基礎や費用、手順を解説
求人アプリを作りたい人が抱える課題

求人アプリの開発を検討する際、多くの方が以下のような課題に直面します。
膨大な開発コスト(数千万円〜)
開発期間の長期化(半年以上〜1年など)
エンジニアなど技術者の調達の難しさ
そうです、求人アプリをガッツリ作るとなるとかなり複雑であり、スクラッチ開発というゼロからプログラミングするやり方ですと数千万円・数ヶ月かかりますし、それらを切り盛りする優秀なプロジェクトマネージャや優秀なエンジニアを多数集めることも、エンジニア不足の昨今では非常に難易度が高いです。
そこで今注目されているのがノーコードです。
ノーコードが注目される理由

具体的にノーコードが注目されている理由を書いてみます。
迅速な開発スピード
ノーコードツールを使用することで、設計から実装までのプロセスが大幅に簡略化されます。これにより、アイデアからプロトタイプ、さらには実際のサービスリリースまでの期間を大幅に短縮することができます。例えば従来の開発では半年から一年近くかかっていたものが、1ヶ月〜3ヶ月以内にできるようになります。
コスト削減
従来の開発では、複数の優秀なエンジニアが半年〜1年をかけて開発しています。結果、数千万円〜という大きなコストがかかってしまいます。しかし、ノーコードを活用することで1〜2名の少人数での開発が可能となるため、費用を大幅に削減し、初期投資を抑えることが可能です。
柔軟な対応力
昨今のビジネス環境は常に変化していて、迅速な対応が求められます。ノーコードツールは、変更や機能追加を比較的スピーディに対応できるため、市場のニーズに即座に対応することができます。
イノベーションの促進
ノーコードにより、技術的なハードルが下がるため、多くの人々が自分のアイデアを形にしやすくなります。これにより、企業内外でのイノベーションが促進されます。
特に、求人アプリのようなビジネスアプリケーションにおいては、迅速な市場投入とコスト効率が成功の鍵となります。まずはスピーディにベータ版を市場投入し、需要があるかないかを見極めるのが重要ですよね。
ノーコードで作ったアプリを元に実際のマーケットの反応を見てピボットしたり機能拡張して成長させていくことが重要です。
ノーコードを活用することで、これらの要件を満たしやすくなるため、多くの企業や個人がノーコード開発に注目しています。
本当にノーコードで求人アプリが作れるのか?

ここまでノーコードについていいことばかり書いてきましたが、では本当にノーコードで求人アプリが作れるのでしょうか?
ノーコードは安く早く作れる分、ある程度の機能的制約があり、何でもできるわけではありません。
ですが、その制約の中でもかなりの機能が作れます。
ここではどんな機能が作れるか、機能をかいていきたいと思います。
例えば以下の求人企業側、求職者側、管理者側など以下のような機能が実現できます。
求人企業側機能
ログイン、ログアウト
会員登録
企業情報登録、編集
求人情報登録、編集、削除
求職者検索
スカウト機能
いいね/お気に入り
チャット機能
求職者側機能
ログイン、ログアウト
会員登録
求職者情報登録
求人検索機能
いいね/お気に入り
チャット機能
管理者側機能
管理者管理
求職者管理
求人企業管理
マッチング管理
いかがでしょうか?
上記のような機能ができれば十分に求人サービスをスタートできるのではないでしょうか?
コストを抑えた求人アプリ開発を検討する方はぜひ一度ノーコード開発を検討してみていただければと思います。
求人アプリの開発事例
ここでは弊社での実際の求人系アプリの開発事例を紹介します。
保育士求人マッチングアプリ

こちらは保育士業界向けの求人アプリです。一日単位の求人で希望に合ったお仕事が可能で、保育者に合った園を簡単に見つけられるサービスです。
会員登録、募集一覧・詳細、検索、緊急募集案件表示、案件応募、マイページ、スカウトメッセージ、チャット機能、勤怠申請など、一通りの機能を保持しています。
外国人求職者マッチングサービス

本サービスは外国人材のマッチングサイトで、簡単なアンケートに答えることで、AIが企業文化に適した求職者を見つけ出してくれるサービスを提供しています。このサイトは求人企業と求職者が直接やり取りし事務局を通じて面接プロセスに進むことができ、双方が良い関係を築くためのサポートを提供しています。
建設業界向けアルバイト求人アプリ

こちらは建設業者向けアルバイト求人アプリです。
新規会員登録、アルバイト一覧、詳細、申込、レビュー・評価、お気に入り、マイページ、アルバイト履歴に加え、クーポン機能やプッシュ通知機能も搭載されています。
その他アプリ開発事例はこちら
弊社のその他のノーコード/ローコードアプリ開発事例は以下にまとめてありますのでご覧ください。
【ノーコード】ノーコード開発のアプリ成功事例16選!ツールの選び方も説明します!
ノーコードを使うことでどのくらいコストを削減できるか?

スクラッチ開発とのコスト比較
ノーコードツールを使った開発は、従来のスクラッチ開発に比べて大幅にコストを抑えることができます。まず、スクラッチ開発のコスト構造を簡単に見てみましょう。
スクラッチ開発のコスト:
ではまず、以下にスクラッチ開発の場合のコストについて書いてみます。
エンジニアの人件費
優秀なエンジニアや開発チームを雇用するためには、一般的に高い人件費が必要です。経験豊富なエンジニアの年収は高額で、プロジェクト期間が長くなればなるほどコストは増加します。
そんなエンジニアが1名ではなく、数名から十数名のチームが必要ですし、それに加えプロジェクトを取り仕切るプロジェクトマネージャや、デザインを行うデザイナーなどが追加されていくので、コストはあがっていきます。開発期間
スクラッチ開発では、要件定義から設計、実装、テスト、リリースまでの全てのステップに時間がかかります。特に複雑なシステムやカスタマイズが多いプロジェクトでは、数ヶ月から1年以上かかることもあり、その間のリソースコストがかさみます。メンテナンス費用
アプリは一度リリースされたらそれで終わりではありません。継続してシステムをメンテしていく必要があります。バグ修正や機能追加、セキュリティアップデートなど、継続的なメンテナンスが必要です。これらもエンジニアのサポートが必要で、長期的にエンジニアを雇い続ける必要があり、毎月大きなコストがかかることになります。
ノーコード開発のコスト:
対してノーコード開発のコストは以下の通りです。
ツールの利用料
多くのノーコードツールは、月額または年額のサブスクリプションモデルで提供されています。例えば、基本的なプランであれば月額数千円から数万円程度で利用可能です。これは、スクラッチ開発に比べて非常に低コストです。例えば、Bubbleのスタータープランなら月額29ドル、FlutterFlowのProプランなら月額70ドルと、スクラッチ開発のコストに比べると圧倒的に安いですよね。
開発期間の短縮
ノーコードツールでは、ビジュアルエディタやドラッグ&ドロップ機能を活用して、短期間でアプリを構築することができます。これにより、開発にかかる時間を大幅に短縮できるため、長期的な人件費を削減することが可能です。
例えば、スクラッチ開発では半年以上かかるところを、Bubbleでの開発では1ヶ月〜3ヶ月で開発可能です。メンテナンスの簡便さ
ノーコードツールは、基本的にプラットフォームがメンテナンスやアップデートを自動で行ってくれるため、エンジニアのサポートを必要とする頻度が低くなります。保守フェーズのエンジニアの人数が少なくて済むためメンテナンスコストを抑えることができますし、学習すればビジネス側の人材でも運用も可能です。
ノーコードツールの選び方とおすすめツール
ノーコード開発には、多くのノーコードツール種類があります。それぞれに得意な分野が異なっているため、よく検討し選択する必要があります。ここでは、代表的なツールでありオススメでもある「バブル(Bubble)」と「フラッターフロー(FlutterFlow)」についてかいていきたいと思います。
Bubble(バブル)

Bubble(バブル)は、Webアプリ・Webサービス構築に特化したノーコードツールで、非常に強力な機能を備えています。複雑なデータベース構造やカスタマイズしたユーザーインターフェースを作成できる一方で、使用にはある程度の学習コストがかかります。ネイティブアプリは作れません。
Webアプリ・Webサービスの開発であればBubbleがおすすめです。ノーコードとは思えないくらい高機能なアプリを開発することができます。
参考:最速でWebアプリを作れるノーコードbubbleとは?開発実績・事例を紹介
参考:【ノーコード】Webアプリのメリットや安く開発する方法、おすすめツールと事例も紹介
FlutterFlow(フラッターフロー)

フラッターフローは、モバイルアプリの開発に特化したノーコードツールで、GoogleのFlutterフレームワークに基づいています。デザインと機能の両方を直感的に作成できるため、ネイティブアプリの開発が簡単に行えます。また、FlutterFlowはローコードでもあるので一部コーディングをすることで複雑なロジックを実現することも可能です。
Flutter自体の成長も著しいため、今後も長期的な安定性が期待されています。
【FlutterFlow】ネイティブアプリを10倍速で作れるノーコード(ローコード)ツールFlutterFlowとは?
まとめ:求人アプリをまずはノーコードで素早くリリースしよう
これまで求人アプリをノーコードで作る方法や、ノーコードのメリットなど書いてきました。
ノーコードではある程度の機能的制約があるものの、低コストかつスピーディにアプリをマーケットに出すことができます。
求人アプリに限らず、あらゆるサービスはスモールスタートするのが良い進め方だと思います。いきなり大きく作らず、小さくコア機能だけに絞りシンプルなものでリリースします。その結果、マーケットの反応は予想と異なることが多いです。その反応に合わせて別な機能にピボットしたり、予定外だった新機能を追加したりと、アプリを成長させていくのが良いと思います。
そんな進め方にマッチするのがノーコードです。
ぜひ求人アプリの開発を検討されているのであれば、まずはノーコードでの開発を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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FlutterFlow、Adalo、bubble、STUDIOなどのノーコード・ローコードツールを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。
弊社はスタートアップ・新規事業向けにコストを抑えた最速のアプリ・Webサービスの開発、さらにはサービス立ち上げのコンサルティングから提案を行なっております。
また、法人向けにノーコードのスクール事業を通して内製化のサポートも行っています。
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