最近、デジタル庁が提供している GennAI(源内) というサービスを知りました。
最初に思ったのは、
ネーミングセンスいいな。。。
ということです(笑)
「Generative AI(生成AI)」と「平賀源内」を掛けているんですよね。こういう日本らしいネーミング、個人的には結構好きです。
ということで、気になったので少し調べてみました。
GennAIとは?
最初は、
日本版ChatGPTみたいなものかな?
と思っていました。でも調べてみると、少し違いました。
一言で言うと、
AIそのものではなく、AIを業務で安全に使うための基盤
というイメージです。
ChatGPTやClaudeのようなAIモデルを新しく作ったというより、企業や自治体が生成AIを安心して使えるようにするためのプラットフォームですね。
ChatGPTやClaudeと何が違うの?
ここは結構誤解されやすそうです。
私も最初は、
源内のAIは機密情報を見られないのかな?
と思っていました。でも実際はそういう話ではありません。
例えばChatGPTを個人で使う場合は、
社員
↓
ChatGPT
というシンプルな構成になります。
一方、GennAIでは、
社員
↓
会社・自治体の認証
↓
GennAI
↓
生成AI
のような構成になります。
つまり、
AIが特別安全なのではなく、その手前に会社の管理機能が入る
という違いです。
「機密情報を入力できる」という意味
ここも結構勘違いしやすいポイントでした。
「GennAIだからAIが機密情報を見られない」というわけではありません。
重要なのは、
誰が、いつ、何を使ったのか管理できる
ということです。
例えば、
- 誰が利用したのか
- 利用履歴(監査ログ)
- 部署ごとのアクセス権限
- 社内認証との連携
こういった企業向けの管理機能があります。
ChatGPTを個人で使う場合は、この辺りは基本的に自分で管理するしかありません。
一方、企業全体で数百人、数千人が生成AIを使うとなると、「誰でも何でも見られる」という状態では困ります。
そのため、
- 営業は営業のデータだけ
- 人事は人事データだけ
- 経理は経理データだけ
というようにアクセス権限を付けられる仕組みが重要になってきます。
個人ならあまり気にしなくてもいいかも
正直なところ、私のように一人でChatGPTやClaudeを使っているのであれば、GennAIの恩恵はそれほど大きくないかなと思いました。
一人しか使わないなら、「誰が使ったか」を管理する必要もありませんし、部署ごとの権限管理も不要です。
なので、
個人利用ならChatGPTやClaudeで十分
という印象です。
一方で企業にはかなり重要そう
逆に、社員100人、500人が生成AIを使う会社だったら話は変わります。
例えば、
- 社内マニュアルをAIに検索させたい
- 契約書を読ませたい
- 社内規程を参照したい
- 部署ごとに見られる情報を制限したい
こういうケースでは、AIの性能よりも、管理できることの方が重要になります。
その意味では、GennAIはChatGPTやClaudeのライバルというより、企業向けに生成AIを安全に運用するための土台、と考えた方が分かりやすそうです。
まとめ
調べる前は「日本版ChatGPTかな?」と思っていましたが、実際は少し違いました。
GennAIは、新しいAIモデルというより、企業や自治体が生成AIを安心して使うための業務基盤という位置付けですね。
個人で使うなら、今のところChatGPTやClaudeで十分だと思います。
一方で、社員全員が生成AIを使うような企業では、
- 誰が使ったか記録する
- アクセス権限を管理する
- 社内データを安全に扱う
こういった仕組みが重要になってくるので、GennAIのようなサービスの価値はかなり大きくなりそうです。
