エフォートレス思考という本をざっと読んだので、感想書きます。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09L4KPJWT/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
エフォートレス思考:努力を最小化して成果を最大化する
もうこのタイトルだけで私の好みなのでさっと読んじゃいました。
私がやってる「スマホアプリの開発」の仕事にもかなり関係する概念が多く、共感できた。
日々モヤモヤして思うのは、「そもそもやらなくても良いことが多い」ということだ。
そしてやらなくても良い無駄な事を「無駄だと思っていない」人が多いということだ。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が必要だと騒いでもまったく進んでいないのは、
日本人がそもそも「悪い意味で頑張ってしまう人たち」だからかもしれないと思う。
今の現状を当たり前のように受け入れてしまい、その不便さのまま頑張ってしまう・・・。
でもそうじゃない。
「不便なものをなくすために頑張る」
のが大事。
不便なものがなくなったら、次からそれはやらなくて良い。
でも現状を受け入れて思考停止で頑張ってしまうと、永遠に同じ苦労を繰り返さなければならない。
そこに対する問題意識が一番大事なんだと、本を読みながら改めて思った。
以下、本を読んだ感想。
頑張らないで楽して成果を出そう
・「大変だがやりがいのある」仕事に価値が置かれ、「楽して儲ける」のは悪いことのように扱われる。
(中略)
もっと簡単なやり方を見つけてないからではないか?
まさにそう思う。
「楽して儲ける」という言い方が聞こえが悪いが、これが一番大事。
例えば効率的に仕事してあっという間にノルマをこなしてのんびり休んでる人は、
「怠けてる」のか?
むしろ、そういうスキルを持ってる人ほど評価されるべきだ。
例えば、自分の仕事が100あって、それをツールを用いってシステム化することで10に減らし、
自分以外の人でもできるようにしたとすると、それは企業にとって非常に価値の高い仕事だ。
「自分の仕事を無くす仕事」
ができる人が最も評価されるべきで、そこを目指さないとDXは成り立たない。
頑張ることがよいことだという価値観は、無意識のレベルで私たちの心に刷り込まれている。楽をするのが後ろめたく感じるほどに、努力の価値は過大評価されている
ホントにその通り。
思考停止して今の現状に甘んじて「頑張る」ことは、評価されるべきではないですよね。。
ゴールの定義を曖昧にすると仕事が終わらない
仕事を困難にするための確実な方法は、ゴールをあいまいにすることだ。
なぜなら明確なゴールのないプロジェクトは、けっして完成させられないからだ。
これは本当によくある。
この本では執筆活動の例をあげていた。
本を書いたが、少し変更してくれと変更し、また後日変更依頼が来て修正・・・と修正を止められなくなっていつまでも時間ばかりが経ってしまっていると。
アプリ開発でも本当にある。
時間が経つごとにどんどん気になることが増えてきて、あれも修正してほしい、これも修正できないか?
と依頼が来てどんどんコストが嵩んでいく・・・
どの業界でもありますよね。
この本では「1分間目を閉じてゴールをイメージする」だけでも変わってくるといっている。
著者は「コストとリターンが逆転するちょうど手前を「完成」と定めている」といっている。なるほどですね。
アプリ開発の業界でも「Done of the Definition(完了の定義)」という言葉がある。
どこまでで完了かを明確にすることは、すべての仕事において大切だ。
はじめの一歩を身軽に踏み出す重要性
はじめの一歩を身軽に踏み出す
ネットフリックスの例をあげて話していた。
ネットフリックスの創業者はレンタルビデオ屋さんで借りたビデオを紛失して40ドルの罰金を請求された事をきっかけに、
もっとマシな仕組みはないのかと考えた。
彼は動画配信時代の未来を予見していて、インターネット速度が向上すえrばそれができるはずと思っていた。
ただ、当時の時点でそれは壮大すぎる夢で、すぐに試すには難しすぎた。
ではどうするか?
彼がまずやったのは1枚のDVDを自分宛に送ることだった。
動画配信ではなく、まずは「DVDを封筒に入れて郵送するサービス」から始めて、それが成り立つかの検証をしたのだ。
彼は封筒を買ってDVDを入れ、自分の住所を書き、切手を貼って送った。
翌日、DVDは破損せず、無事に届いた。
「このアイデア、いけるんじゃない?」
となったそうです。
壮大なビジョンでも、まずは素早く小さい一歩を踏み出すことが大事。
本当にそう思う。
でも人はいつだって最初から「全部乗せ」の機能を目指したがりがちだ。
特にアプリ開発業界ではそれが顕著に見える。
まさにMVPができていないのだ。
どんな1歩も0歩よりは煩雑
とにかく「物事をシンプルにする」、ということを言っている。
この本ではジョブズの例を挙げて書いていた。
とあるプロダクトの開発で、開発チームはシンプルにしようと既存の製品から無駄を無くそうと考えてデザインいた。
彼らにとっては多機能ながらもシンプルな操作性が自慢の完成品だったらしい。
しかし、それをみたジョブズは、ホワイトボードに歩み寄り四角を一つ書いた。
「これが新しいアプリケーションだ。ウィンドウが一つ。動画をウィンドウにドラックする。作成ボタンをクリックする。以上。」
要は、この開発チームは袖にある複雑な製品をベースにどうすればシンプルになるかを考えていたが、
ジョブズはゼロからスタートして「最低限必要なステップは何か」と考えたと言う事らしい。
確かに。。。
どうしても既製品のイメージにとらわれてしまい、全部必要だと思い込んでるところがある。
まずはゼロベースで考えて、必要な機能を足していくという思考が大事、と。
今後意識していこう。
エフォートレス思考:読書感想まとめ
とにかく、「無駄な努力をやめて楽勝で成果を出す」ような仕組みを常に考える必要がある、と改めて思った。
どうしても日々の作業に忙殺されて、「今のタスクを捌くことが仕事」と思いがち。
でもそうじゃない。
「今の仕事を今後やらなくて良いそうにする方法を考えることが仕事」
なのだ。
私も毎日の作業に追われて考える時間をとることさえできていない。
必ず時間をとって、エフォートレスな思考で考えて現状を変えていこう。
