「初めてのアプリ開発、どうやって進めたらいいの?」
アプリ開発と聞いても「実際に何をすればいいのか」「どのような手順で進めればいいのか」イメージが持てない方は多いのではないでしょうか。
アプリ開発を検討するうえで、ざっくりとした全体像だけでも把握しておきたいですよね。
アプリ開発は、下記の6つのステップに沿って進めていきます。
社内アプリやマッチングアプリ、予約アプリなど、アプリの種類を問わず、基本的には同じ流れで開発できます。

ただし、アプリ開発は「ただ順序どおりに取り組めばいい」わけではありません。
全工程が非常に重要で、工程ごとに適切な判断、選定をしていないと、下記のような思わぬ失敗につながります。

アプリ開発は一定の費用、負担がかかるからこそ、できる限りリスクを回避して欲しいというのがアプリ開発に携わっている私たち「Citrus App」の思いです。
そこでこの記事は、アプリ開発のプロである「合同会社Citrus App」代表が、アプリ開発の全工程を分かりやすく解説していきます。

後半では、アプリ開発を成功させる秘訣や、外注会社選びのポイントにも触れているので必見です。
アプリ開発に興味を持つ企業さまが増えている一方で「初期段階で慎重に判断すればよかった」という後悔の声も多いです。
最後まで読めばアプリ開発の確実な進め方が分かります。
アプリ開発に向けた一歩を踏み出しましょう!
またCitrusAppの代表であり、システムやアプリ開発経験18年、アプリ開発実績153件をもつ私、石村からお伝えしたいことがあります。 |
1.アプリ開発の全体像

まずは、冒頭でも触れたアプリ開発の全体像を確認してみましょう。
アプリ開発は、下記のステップに沿って進めていきます。
アプリ開発の全体像
1. 準備・企画 | 作りたいアプリを企画する |
|---|---|
2. 準備・企画 | アプリ開発を外注するか、自社でするか決める |
3. 方法 | 「スクラッチ」「ノーコード」「パッケージ」からアプリ開発の開発方法を決める |
4. 要求定義・要件定義 | 実装したい機能やデザイン、インターフェイスを決める |
5. 開発・実装 | 費用、スケジュールを確認して開発を進める |
6. テスト | テストして問題がなければリリースする |
ここでお伝えしたいことは、アプリ開発では、「全工程が重要」だということです。
なぜなら、どの工程においても、しっかりと理解しながら進めないと納期遅延や追加費用のリスクがあるからです。

アプリ開発での失敗を避けたいなら、企画段階から知見のあるアプリ開発会社に相談をして進めることがおすすめです。
次の章からは、アプリ開発の各ステップを詳しく解説していきます。
2.【準備・企画編】開発したいアプリを企画する

まずは、アプリ開発の企画で必要な下記の5項目を洗い出します。
アプリ開発の企画は、アプリのいわば「土台」となる部分なので、丁寧に取り組みましょう。
項目 | 概要 |
|---|---|
アプリのジャンル | どのようなジャンルのアプリを開発するのか |
アプリのターゲット | どのようなターゲットにアプリを提供するのか |
アプリの種類 | どの種類のアプリを提供するのか |
アプリの言語 | どの開発言語・ツールを使用するのか |
アプリの収益 | どのように収益を得るのか |
ネイティブアプリとWebアプリについて
ここで補足したいのは、アプリの種類についてです。
アプリには主に、ネイティブアプリとWebアプリの2種類があります。

種類 | ネイティブアプリ | Webアプリ |
|---|---|---|
動作環境 | スマートフォンなどの端末上 | Webブラウザ上 |
インストール | 必要 | 不要 |
メリット | ・端末機能と連携した機能が検討できる(Push通知やGPS) | ・インストールや更新が不要で継続して使いやすい |
デメリット | ・更新の負担が大きい | ・ネイティブアプリと比べると操作しにくいケースがある |
ネイティブアプリとは、あなたが普段使っている、スマートフォンやタブレットにインストールして使用するアプリです。iOSのAppStore、AndroidのGooglePlayストアに掲載されているアプリをインストールして利用するイメージですね。スクラッチ開発の場合はSwiftやKotlinといったプログラミング言語で開発されます。
一方で、Webアプリは、モバイルオーダーのように、ブラウザ上で起動するアプリのことです。
「アプリ=インストール型」と思いがちですが、実はWebアプリであっても、あなたの望むアプリを開発できる可能性があります。
どのアプリの種類が最適なのか迷う場合には、知見のある開発会社に相談して進めるようにしましょう。
ちなみにこの段階で、欲しい機能や検討したい機能などの要望がある場合は、書き出しておくとこの後の工程で役立ちます。
「リーンキャンバス」も活用しよう
「アプリ開発の企画を進めたいけれど、イメージが可視化できない」という方におすすめなのが、ビジネスモデルを可視化するフレームワーク「リーンキャンバス」です。
事業を構成する9つの要素を1枚の紙にまとめるフレームワークで、すべて埋めるとアプリ開発の企画の全体像を把握できます。

アプリ開発の企画で悩んでいる場合は、ぜひリーンキャンパスを活用してどのようなアプリを開発したいのか言語化してみてください。
3.【選定・依頼編】アプリ開発を外注するか自社でするか決める

アプリの企画ができたら、アプリ開発を外注するか自社でするか決めていきます。
外注・自社ともに、基本的な開発方法は変わりません。(詳しくは4.【方法編】開発方法を決めるで解説しています。)

「自分でやるのは、大変そう」
「でも、外注は高そう」
など、費用や負担感を左右する部分なので悩む方は多いでしょう。
「システム開発やアプリ開発の外注に関する読者調査」によると、約80%の会社がシステム開発やアプリ開発を外注した経験があることが分かっています。
つまり、基本的にはアプリ開発の外注を選択している企業が多いのが現状です。

参考:@IT「システム開発やアプリ開発の外注に関する読者調査」
具体的に、どのようなケースで外注・自社開発を選択すればいいのか、簡単に解説していきます。
3-1.社内リソースが足りなければ外注がおすすめ
先ほども触れたようにアプリ開発は、基本的に外注するケースが多いです。
アプリ開発を進めるには、社内のリソース確保と技術が必要になるためです。

参考:@IT「システム開発やアプリ開発の外注に関する読者調査」
社内にアプリ開発に精通した人材がいれば問題ありませんが、実際は「初めてアプリ開発に挑戦する」「今まで紙面で管理してきた情報を業務アプリに集約したい」など社内に知識や技術のない状況で取り組むケースが多いです。
そこで、アプリ開発に精通している開発会社に委託して、失敗を回避しつつ効率よく進めます。
実際に私たち「Citrus App」がアプリ開発に携わったとあるスキマバイト系マッチングアプリでは、開発体制が不十分で思うようにアプリ開発が進まず相談に来られました。

このように、アプリ開発は基本的に知識と実績のある開発会社と協力しながら進めるケースが一般的です。
また、エンジニアが社内に十分にいなくともノーコード開発であれば社内エンジニアを育成できる可能性もあります。
アプリ開発は基本的に外注だからこそ「開発会社の選び方」が重要
アプリ開発は外注を選択するケースが多いからこそ、失敗しない開発会社選びが重要です。
会社選びを誤ると「納期までに完成しない」「イメージと違うアプリが完成した」など大きな後悔を招きます。
開発会社の選び方については「あなたの会社に合うアプリ開発委託先の選び方」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
3-2.IT系の会社かつ技術者がいるなら自社開発がおすすめ
アプリ開発は基本的に外注ですが、例外としてあなたの会社がIT系でアプリ開発のできる技術者がいる場合は自社開発がおすすめです。
【自社開発がおすすめの会社例】
・IT系の会社でITリテラシーが高い
・エンジニアを多く抱えていてアプリ開発に注力する余力がある
・ノーコードでのアプリ開発者を育成する時間、余力がある
現在技術が不在でも、ノーコード開発を選択する場合であれば、ノーコードができる技術者1~2名を半年程度かけて育成する余力がある場合は検討できるでしょう。
自社開発ができると開発スピードと品質が向上し、あなたの会社が望むアプリ開発がしやすくなる点がメリットです。
一方で、自社開発に投資する時間とコストを確保しなければならない点は課題になる傾向があります。
4.【方法編】開発方法を決める

アプリ開発を外注する場合は「スクラッチ」「ノーコード」「パッケージ」の3つの開発方法から選択します。

開発方法により「費用」「期間」「開発の自由度」が大きく異なるので、あなたのアプリ開発ではどの方法を選択するべきかチェックしてみましょう。
4-1.スクラッチ開発は納期と費用にゆとりがある場合におすすめ
スクラッチ開発
概要 | 0の状態からオーダーメイドで開発する |
|---|---|
向いているケース | ・納期と費用に十分なゆとりがある場合 |
スクラッチ開発は、あなたの望むアプリの企画に合わせて0の状態からオーダーメイドで開発する手法です。熟練の高いスキルを持ったプログラマーがプログラムを書いて構築していきます。
スクラッチ開発は自由度が高い分費用と時間がかかるため、納期と費用に十分なゆとりがある場合におすすめです。
投資できる費用と納期にゆとりがあれば、大規模なアプリ開発や欲しい機能を詰め込んだアプリ開発が可能でしょう。
【スクラッチ開発の例】
・オリジナルデザインのキャラクターを使ったゲームアプリ
・自社の独自システムと連携するアプリ
一方で、優秀なマネージャーやエンジニアが在籍している委託先に任せないと、開発工程がブラックボックス化してしまい「思っていたアプリと違う」など大きなトラブルにつながる可能性があります。
そのため、信頼して任せられる受託先があることも、スクラッチ開発を検討するうえで重要なポイントです。
4-2.ノーコード開発は短納期・低コストで開発したいケースにおすすめ
ノーコード開発
概要 | ソースコードを使わず開発ツールを使って開発する |
|---|---|
向いているケース | ・短納期・低コストでアプリ開発をしたい場合 |
ノーコード開発は、ソースコードを使わず開発ツールで開発する手法です。
開発ツールを使用する分余分なコストと負担を軽減できるため、短納期・低コストで開発したいケースにおすすめです。
スクラッチ開発と比較すると、開発期間は3~4分の1、費用は8~9割も抑えられることがあります。
例えば、スクラッチ開発では3,000万円かかるアプリ開発を、300万円程度で行うことも可能です。
では、スクラッチ開発とノーコード開発にはどのような差があるのかと言うと「機能制限」と「パフォーマンス」です。
スクラッチ開発は基本的にどのような機能でも搭載できますが、ノーコード開発では細かな機能に制限が出る場合があります。
ただし、チャットやカレンダー、予約、マッチングなど基本的な機能が使えないわけではありません。
例えば、チャット機能の中の細かな要件に制限が出る可能性はありますが、チャット機能自体の実装は可能です。

アプリの用途、目的に応じて本当に必要な機能に絞っていけばノーコード開発でも十分に有効なアプリを開発できます。
私たち「Citrus App」がノーコードで開発した下記のようなアプリも、必要な機能、デザインを十分に兼ね備えています。
ノーコード開発については以下のリンクも参考にしてみてください。
参考:ノーコード開発とは何か:メリット・デメリットやツール選定方法、開発事例も紹介
参考:【ノーコード事例】アプリ開発の成功実績16選!ツールの選び方も説明!
【開発事例】ホテル予約システム

実装機能例:
認証系:新規アカウント登録、会員情報登録、ログイン、パスワード再設定、ログアウト
情報閲覧:トップページバナー、物件一覧、ブログ一覧、テーマ一覧、検索機能
予約機能:部屋一覧、部屋詳細、料金試算、予約、決済
予約情報:予約履歴一覧、予約履歴詳細、キャンセル、変更、プリント
マイページ:ユーザー情報閲覧、ユーザー情報変更、パスワード変更、お問い合わせ
クーポン:クーポン一覧、クーポン詳細
コンテンツ:ブログ一覧、ブログ詳細
管理画面
また、パフォーマンスでは、ノーコード開発になるとアプリの読み込みスピードや利用者数に制限が出るケースがあります。とはいえ、大会社向けのアプリなど同時利用者が多い場合は影響を受けやすいですが、業務アプリやまずは小規模から始めたいアプリの場合は影響を受けにくいでしょう。用途を考えて選択することが重要です。
このように、ノーコード開発は短納期・低コストで基本機能が備わったアプリ開発ができるので、注目されている方法です。
▼ノーコード開発については、下記の記事でも詳しく解説しています。
ノーコード開発とは何か:メリット・デメリットやツール選定方法、開発事例も紹介
4-3.パッケージ開発は要件に合うパッケージがある場合におすすめ
パッケージ開発
概要 | 用意されているパッケージ商品をカスタマイズして開発する |
|---|---|
向いているケース | ・アプリ開発の目的に合うパッケージがある場合 |
パッケージ開発とは、既に用意されているパッケージ商品をカスタマイズして開発する手法です。
欲しいアプリの要件と既存のパッケージの要件がマッチしている、もしくはパッケージに合わせられる場合は、短期間・低コストで開発できておすすめです。
一方で、カスタマイズ性が低いため、後から機能を追加するなどに対応できない可能性があります。
また、保守管理に想定外の費用がかかるケースもあり、パッケージ開発でアプリを導入した後の流れも把握しておく必要があるでしょう。
スクラッチ、ノーコード、パッケージの判断は専門家への相談が必要
上記記事内容を参考にしつつも、やはり自分たちだけで判断することは難しいと思います。上記は一般論としての内容を書いていますが、それぞれの発注者ごとにやりたいこと・目的、業界やビジネスモデル、予算感、スケジュール、ターゲットユーザー、具体的に実装したい機能やその後の計画などが異なっているはずです。
ですので、専門家への相談をお勧めします。
自分たちの背景をわかってもらった上で、具体的な提案をしてくれる信頼できる業者さんへ相談し判断していくのが良いと思います。
5.【要求定義・要件定義編】アプリで実装したい機能やデザイン、UIを決める

アプリ開発の手法が決まったら、アプリの要求定義・要件定義をしていきます。
要求定義とは、アプリを発注するために具体的な機能やデザインなどを定義することです。
「このアプリにはこの機能が欲しい」「青を基調にしたデザインにしたい」など、あなたの会社側で要望をまとめていきます。
要求定義をもとに開発会社が技術的な観点からアプリの機能やデザインを確認し、最終的にどのようなアプリを開発するのか大枠を決めます。
要求定義・要件定義をするときには、下記の3つを明確にしていきます。

機能 | アプリに必要な機能の一覧を作成する |
|---|---|
デザイン | アプリのデザイン(カラー・キャラクターなど)を決める |
インターフェイス | アプリのページごとのレイアウトを決める |
一例として、企業と求職者をマッチングするアプリを開発する場合を見てみましょう。
まずは、下記のように、必要な機能やデザインのイメージを書き出していきます。
(実際はもっと具体的に細かく書いていきますが、例としてシンプルに書いています)
企業側の機能
登録 | ・無料と有料の切り替え | |
|---|---|---|
応募 | ・企業情報の登録 | |
チャット | ・求職者とやり取りができる | |
求職者側の機能
登録 | ・アカウント登録 | |
|---|---|---|
応募 | ・応募情報の入力 | |
チャット | ・企業とやり取りができる | |
デザイン
デザイン | ・ブルー系の色を使って欲しい(細かくこだわると追加費用・追加納期がかかる) | ||
|---|---|---|---|
この要求定義をもとに委託先の開発会社がイメージや必要な機能を汲み取り、具体的なレイアウトに落とし込んでいきます。
私たち「Citrus App」では細かい機能一覧と下記のようなワイヤーフレームを出したうえで、認識合わせをしながら必要な機能やデザインを確定しています。
私たちは様々な業種のアプリ開発経験があるからこそ、高い解像度で「このようなレイアウトはどうですか」「この機能は必要ですか?」と話し合いながらスピード感を持って進めています。
ワイヤーフレームの例:


要求定義・要件定義で認識がずれていると完成時に「思ったアプリと違う」「必要な機能がない」など、大きな失敗につながります。
アプリ開発の経験がないと必要な機能の取捨選択やユーザー目線でのデザイン選定が非常に難しいため、機能やデザインの提案から伴走してくれる開発会社を選びましょう。
【デザインに対応していないアプリ開発会社もある】
アプリ開発会社によってはデザイナーが不在なケースがあります。
デザインにこだわりたい場合は別途外注費が発生したり、他のデザイナーとの連携が難しかったりするので事前にチェックするようにしましょう。
6.【開発・実装編】費用、スケジュールを確認して開発を進める

アプリの機能やデザインが決まると、スケジュールを確認したうえで開発が始まります。
アプリの開発を進める中で、下記のような対応が必要となるケースが多いので、自分のタスクを確認して期限までに対応しましょう。
必要な対応 | 概要 |
|---|---|
委託先業者からの質問対応 | 細かな機能、レイアウトなどの確認が入るので期限までに回答する |
データベースの提供 | アプリに使用する顧客情報やプライバシーポリシーなどのデータベースを提供する |
要件定義でいくらすり合わせをしても、実際に開発を進めないと確認できないこと、分からないことが非常に多いです。
ここで確認を怠り双方の認識がずれていると「できると思ってきたことができなかった」など、トラブルの原因になるので細かく確認していきます。
例えば、アプリ開発を進める中で、開発会社が求人情報の表示順に悩んだとしましょう。
担当者に「給与順に表示しますか?新着順に表示しますか?」などと確認をします。

チャット機能の場合は「既読機能を付けますか?」「画像を送付できるようにしますか?」など細かな機能を確認して、認識を合わせたうえで開発を進めます。

ここでアプリに関する回答が遅れると開発期間が伸びてしまい、リリースまでに時間を要します。
・社内の責任者を決めてスムーズに対応できる体制を整える
・責任者はアプリ開発に注力できる時間を確保する
など、社内の体制を整えて「質問の回答までに時間を要する」「決裁者が不在で回答できない」などの悪循環が起きないようにしましょう。
7.【テスト編】アプリを使用して問題がなければリリースする

アプリの実装が済んだら、テストを実施します。
テストのタイミングは開発方法により異なりますが、実装後に1度テストをするケースが多いです。(アジャイル開発の場合は都度テストを行いますが、今回はウォーターフォールのイメージで書いていきたいと思います。)
アプリのテストでは下記のような項目を確認して、リリースしても問題ないか最終的なチェックを実施します。
【アプリの基本的なテスト項目】
起動時にエラーはないか
アプリの設定に問題はないか
アプリのデザインに問題はないか
アプリ操作時にエラーが発生しないか
どのデバイス、端末から使用しても同じように操作できるか
セキュリティに問題はないか
操作遅延などパフォーマンスに問題はないか
※実際には細かいテスト仕様書を作成し網羅的なテストをしていきます。
テストを実施して問題がなければリリースをします。
このように、アプリ開発は複数の工程を踏み、計画的に進めることが重要です。
8.アプリ開発を成功させる秘訣

ここまで、アプリ開発の流れをひと通り解説してきました。
アプリ開発は「成功のコツ」を押さえて進めないと、意外と後悔することが多いです。

ここではアプリ開発を始めた後に後悔しないために、アプリ開発を成功させる3つの秘訣をご紹介します。

事前に知っておけば成功のコツを意識しながらアプリ開発に取り組めるので、ぜひ参考にしてみてください。
8-1.まずは「安く」「早く」「小さく」始める
アプリ開発を成功させるための私たち「Citrus App」の結論は、まずは「安く」「早く」「小さく」始めることです。
なぜなら、アプリ開発にチャレンジするリスクを軽減できるからです。

新規サービスの立ち上げは、そもそも失敗のリスクがあるものです。
「安く」「早く」「小さく」始めれば、仮に失敗をしても改善を繰り返す余力があります。
また、アプリ開発はリリースしてみないと「ユーザーが本当に必要な機能なのか」「どのような改善が必要なのか」見えて来ない部分が多いです。
それなのにも関わらず仮説で「必要な機能を全部詰め込む」「理想のアプリを追求する」などしても、成果につながらない可能性があります。
実際にPendoの調査によると、ソフトウェア機能の8割は使用されていないと言われており、初期段階で機能を増やすことが得策とは限らないのです。
例えば、求人情報アプリの場合は、まずは該当の求人を閲覧できる機能のみを搭載し、求人のコンテンツで差別化する段階からスタートすれば大きく失敗することはないでしょう。
そのため、まずは費用を抑えて小規模で素早く開発して、市場の声を聞き検証を行うことが非常に重要です。
8-2.アプリを開発して終わりではなく今後の運用も見据える
アプリ開発をするときは、開発時のことだけでなく、運用を見据えておく必要があります。
開発後に「保守管理が高くて維持できない」「機能を追加できない」など、思わぬトラブルに遭わないためです。
とくに、下記の2つの点は開発時点で決めておくといいでしょう。
決めておきたいポイント | 概要 |
|---|---|
保守管理方法 | ・誰が保守管理をするのか |
将来的な運用方法 | ・利益が出たらスクラッチ開発に移動するなど |
例えば、誰が保守管理をするのか決めていないと、いざ開発会社に委託するときに想定以上のランニングコストがかかる可能性があります。
せっかくアプリ開発をしたのに維持できず、長期的な運用ができなくなるかもしれません。
また、社内で保守管理をする場合は担当者を決めて、管理方法を決めておく必要があるでしょう。
アプリ開発はリリースしてからが本当のスタートなので、最良な体制でスタートできるように整えておくことが重要です。
8-3.自社内の意思決定をスムーズに行える人を責任者に置こう
短期間でスムーズにアプリ開発を進めるには、開発会社と連携する責任者を決めることが欠かせません。
「【開発・実装編】費用、スケジュールを確認して開発を進める」でも触れたように、責任者が不在だと社内の意見や考えがまとまらず、開発期間が伸びてしまうリスクがあるためです。
ここで重要なのは、予算調整などの決裁権を持つ人を責任者に任命することです。
決裁権のない社員を担当者にしても、開発会社からの質問に即答できません。
例えば、開発会社から「今この機能を追加すると〇円費用が追加になります。大丈夫でしょうか?」と言われたときに「上司に確認します」「今度のミーティングで相談してみます」としか回答できません。

社内でも開発会社からの質問を複数人でグルグル回す状態になり、1つの質問を解決するために数日以上かかってしまいます。
これでは、開発会社と社内の人材双方のストレスになり、開発を円滑に進められないでしょう。
アプリ開発に取り組むと決めた時点で決裁権のある社員が責任者になり、開発会社と自社とつなぐ役割を担うことが大切です。
9.アプリ開発の外注先を選ぶ4つのコツ

アプリ開発の成功の秘訣と併せて知っておきたいのが、アプリ開発の外注先を選ぶコツです。
「【選定・依頼編】アプリ開発を外注するか自社でするか決める」で触れたように、アプリ開発は外注が一般的です。
だからこそ、外注先選びを誤ると「思っていたアプリとは違う」「大幅にコストがかかった」などの失敗を招くのです。
ここでは、アプリ開発の外注先を選ぶコツをご紹介します。
どのような点に着目して開発会社を見極めればいいのか、参考にしてみてください。

9-1.予算にあった開発会社を選ぶ
1つ目は、あなたの会社の予算に合う開発会社を選ぶことです。
開発会社を選ぶ段階では、要件定義をしていないケースがほとんどです。
この段階で「チャットアプリが欲しいです」と伝えても、「画像送付は?」「デザインは?」「通知機能は?」など、細かい部分が見えていない状態なので適切な見積もりはできないのが正直なところでしょう。
そのため、予算を提示して予算に応じた要件定義をしてもらい、納得できる開発会社に依頼する方法がおすすめです。
例えば「予算300万円でどのような要件のチャットアプリ開発ができますか?」と質問すれば、予算内でどのようなアプリを開発できそうかイメージが持てます。

また、「同じような予算の実績はありますか?」と質問するのもいいでしょう。
予算300万円で制作した実績を見せてもらうことで、どの程度のクオリティになりそうか判断する材料になります。
ただし、細かい設定や機能までは確認できないケースがあるので、あくまでも一例として参考にする程度にしてください。
開発会社に予算を委ねると「追加費用がかさむ」「オプションが高かった」などの失敗につながるため、あなたの会社側で予算を決めて提示するほうがいいでしょう。
【Citrus Appでは予算に応じた無料の要件定義をしています】
Citrus Appでは、依頼確定前に予算に合わせて無料で要件定義を行なっています。
依頼者さまが不安を抱えたままアプリ開発をするのではなく「予算内で納得できるアプリ開発ができる」と確信を得たうえで開発できたほうがいいと考えているためです。
自社の予算ではどのようなアプリが開発できるのか気になっている場合は、お気軽にお問い合わせください。

9-2.企画レベルで一緒にビジネスモデルを考えてくれる開発会社を選ぶ
2つ目は、企画から一緒にビジネスモデルを考えてくれる開発会社を選ぶことです。
「【開発・実装編】費用、スケジュールを確認して開発を進める」でも触れた機能一覧やワイヤーフレームを制作してくれるのはもちろんのこと、自社のビジネスとして成立するのか親身になって寄り添ってくれる姿勢があるかどうかが重要です。
例えば、マッチングアプリを作りたいと相談したときに、集客方法や集客にかかる予算などリリース後の施策まで考えてくれる姿勢があるのか見てみましょう。

「アプリの発注がなくなるかもしれない」と自社の利益を優先すると、ビジネスモデルに関する発言を避ける傾向があります。
そうではなく、企画レベルで一緒にビジネスモデルを考えあなたの会社の成功を願っている会社と共にアプリ開発をしたほうがいい提案を受けられます。
【Citrus Appでは企画レベルで一緒にビジネスモデルを考えています】
Citrus Appでは企画レベルで一緒にビジネスモデルを考え、お客さまのアプリ開発成功を目指してサポートしています。
実際にお客さまより「『それはどうやって営業するんですか?広告を使って客を集めるんですか?その場合この機能は本当に必要ですか?』といった話をしてくれたのはCitrus Appさんだけでした」との声をいただいたことがあります。
「アプリを作ってよかった」とおもっていただけるように、全力でサポートさせていただきます。
9-3.開発経験の豊富なプロジェクトマネージャーが在籍する開発会社を選ぶ
3つ目は、開発経験の豊富なプロジェクトマネージャーが在籍する開発会社を選ぶことです。
プロジェクトマネージャーとは、アプリ開発の企画からリリースまでの全工程を管理する責任者を指します。
プロジェクトマネージャーが不在だったり経験の乏しい人の場合はプロジェクトを上手にハンドリングできなかったりクライアントの意図を汲み取れなかったりし、炎上のリスクが高まります。
それだけでなく、依頼した会社への理解が乏しく「円滑なコミュニケーションが取れない」「言いたいことが伝わらない」などのトラブルにつながる可能性があります。
9-4.適切な言語・ツールを選定できる開発会社を選ぶ
4つ目は、適切な言語やツールを選定できる開発会社を選ぶことです。
アプリ開発に使用するツールや言語には、それぞれ異なる強みや特徴があります。
これを理解せずに開発会社の開発のしやすさのみを優先すると、トラブルが起こる可能性があります。
スクラッチ開発がいいのか、ノーコードやパッケージ開発がいいのか。
スクラッチならプログラミング言語はRuby、Java、PythonなのかGO言語なのか、など状況によってさまざまな選択肢があると思います。
ノーコード開発の場合もBubble、FlutterFlowなど選択肢は複数あります。
これは要望と技術要素が絡み合い非常に複雑で、依頼者がその言語・ツール選定が最適なのかを判断することは正直難しいところですが、「どのようなツールを使いますか?」「それはなぜですか?」という問いに納得感のある回答のできる開発会社を選ぶのが良いかもしれません。
Citrus Appでは、お客さまの予算や運用方法、アプリの機能などを踏まえ、今までの豊富な経験から最適なツールを選定して開発しています。
▼ノーコード開発で使うBubbleとFlutterFlowの概要は、下記の記事で解説しています。
【FlutterFlow】ネイティブアプリを10倍速で作れるノーコード(ローコード)ツールFlutterFlowとは?Adaloやbubbleとの違いも合わせて解説
10.圧倒的な提案力と最短1ヶ月での開発が可能!アプリ開発なら「Citrus App」におまかせください

ここまで、アプリ開発の手順や成功のコツ、開発会社の選び方を解説してきました。
「アプリ開発は信頼できる開発会社と進めたい」
「アプリ会社の良し悪しは開発会社選びにかかっているからしっかりと選定したい」
と感じたものの、どこに依頼すればいいのか悩んでいる方も多いかと思います。
ノーコード・ローコードでのアプリ開発なら、迅速かつ低コストでのアプリ開発を実現する私たち「Citrus App」にお任せください。
Citrus Appは「すべての企業に最速のMVPアプリ開発を」をコンセプトに、従来のアプリ開発が抱えていた開発時間・コスト・複雑な工程などの課題を解決したアプリ開発を提供しています。

他者との比較の一覧は以下になります。

今まで業務アプリやマッチングアプリ、店舗向けアプリなど様々なアプリ開発に携わり、嬉しいお言葉をいただいています。
【開発実績:ベネッセ ウェルビーイングアプリ】

アプリ概要 | 家族のウェルビーイングを応援するアプリ。クイズ形式でウェルビーイングに関する知識を深められる。 |
|---|---|
開発期間 | 2ヶ月 |
開発費用 | 通常より9割削減 |
お客さまの声 | ノーコード開発のおかげで、限られた予算内でアプリリリースを実現できました。機能・デザインの品質も高く、とても感謝しています。 |
【開発実績:保育士向け スキマ時間バイトマッチングアプリ】

アプリ概要 | 保育園と保育者・保育学生をむすぶマッチングアプリ。隙間時間を活用して働ける。 |
|---|---|
開発期間 | 3ヶ月半 |
開発費用 | 通常より8割削減 |
お客さまの声 | 迅速かつ低コストで高品質なアプリを手に入れることができ、ビジネス拡大へと進むことができました。 |
ここでは、私たち「Citrus App」のアプリ開発の強みをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

10-1.お客様会社の要望を具現化する圧倒的な提案力でアプリ開発をリード
私たちCitrus Appは、お客さま企業の思いをヒアリングしたうえで経験をもとにビジネスの進め方からアプリの機能まで具体的に提案します。
「アプリ開発の外注先を選ぶ4つのコツ」でも触れたように、企画レベルから一緒にビジネスモデルを考え、お客さまのアプリ開発成功を目指してサポートできます。
とくに様々な業種のお客さまとのプロジェクト開発経験があるので、お客さまのふわっとした要望を具体的に提案することが得意です。
「アプリ開発は初めてだから必要な機能がよく分からない」
「アプリ開発の要求定義が難しくて進まない」
という場合も、安心してお任せください。
要件定義の段階からしっかりとリーダーシップを発揮し、アプリ開発で起こりそうな課題を回避しつつアプリ開発を成功へと導きます。
10-2.短納期・低コストでアプリ開発を短期間で完了!いち早くリリ―スできる
Citrus Appはアプリ開発時のコストと時間がネックとならないように、短納期・低コストでのアプリ開発を実現するところが大きな強みです。
優秀なエンジニアによるノーコード・ローコード開発を行うことで、コストは従来の1/3~4/1に、納期は最短1ヶ月での開発も可能です。

実際に、Citrus Appが携わったアプリ開発で、短納期・低コストを実現しています。
開発事例:健日本歯科医師会 健康管理アプリ

開発事例:ミイマイ(見守りアプリ)

開発事例:不動産エージェントマッチングアプリ

「アプリ開発はコストがかかると思っていた」「アプリ開発は時間がかかるから自社では取り組めないと思っていた」など、納期とコストに不安がありアプリ開発に踏み出せない方は、ぜひ一度ご相談ください。
10-3.豊富な実績に基づくローコード・ノーコード開発
「Citrus Appではなぜ低コスト・短納期が実現できるの?」と感じている方もいるかと思いますが、その秘訣は豊富な実績に基づくローコード・ノーコード開発です。
ローコード・ノーコード開発では、複雑なプログラミングが不要です。
従来のアプリ開発にかかる工数や負担を削減できるため、低コスト・短納期を実現できます。
Citrus Appでは主に「FlutterFlow」や「bubble」などのツールをクライアントの目的に合わせ使い分け、高品質なアプリ開発をしています。
ツール名 | 概要 |
|---|---|
Flutter Flow | ・Googleが提供するUIツールキット |
bubble | ・高度なWebアプリを開発できるノーコードツール |
ブログ・Youtubeでのアプリ開発の情報発信、学生向けのノーコード講義への登壇やなども行っており、確かな実績と経験があるからこそ、お客さまが納得できるアプリ提供につながっています。
▼高校生向けのノーコード講義に登壇した様子です
佼成学園:高校生向けのノーコード講義に登壇
10-4.運用保守の伴走やサポートも可能!スクラッチ開発への移行もワンストップで対応
Citrus Appはアプリ開発をして終わりではなく、開発後のサポートも実施しています。

【アプリ開発後のサポート例】
運用保守の伴走
問題解決のサポート
スクラッチ開発への移行支援
アプリ開発はリリースして終わりではなく、円滑に運用して利益拡大を目指すことが重要です。
お客さま企業のアプリ運用の課題や要望に寄り添いながら、開発から運用までのワンストップでのサポートを実現しています。
Citrus Appは、アプリがお客さま企業に貢献し課題解決や成果達成につながることに喜びを感じています。
決してアプリを開発して終わりではなく、アプリを開発した後の価値まで念頭に置いてお客さまに寄り添う提案ができればと思います。
Citrus Appでは、まずは無料での相談を受け付けています。
発注前にしっかりとプランを練り、納得のいくサービスを提供することをお約束します
「アプリ開発をしてみたいけれどあと一歩が踏み出せない」
「アプリ開発の費用や期間、機能を具体的に相談してみたい」
など、アプリ開発に関するお悩みをお気軽にご相談ください。

11.まとめ
この記事では、アプリ開発の工程やアプリ開発を成功させる秘訣、開発会社の選び方などをまとめて解説しました。
アプリ開発の全体像を把握でき、どのように開発を進めるべきかイメージが持てるようになったでしょう。
最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
アプリ開発の手順は下記のとおり
1.準備・企画 | ・作りたいアプリのターゲットや種類、集客方法などを決めてアプリを企画する |
|---|---|
2.選定・依頼 | ・アプリ開発を外注するか自社でするか決める |
3.方法 | ・「スクラッチ」「ノーコード」「パッケージ」からアプリ開発の開発方法を決める |
4.要求定義・要件定義 | ・実装したい機能やデザイン、インターフェイスを決める |
5.開発・実装 | ・費用、スケジュールを確認して開発を進める |
6.テスト | ・テストして問題がなければリリースする |
アプリ開発を成功させる秘訣は次のとおり
1.まずは「安く」「早く」「小さく」始める
2.アプリを開発して終わりではなく今後の運用も見据える
3.自社内の意思決定をスムーズに行える人を責任者に置こう
アプリ開発の外注先を選ぶコツは次の4つ
1.予算にあった開発会社を選ぶ
2.企画レベルで一緒にビジネスモデルを考えてくれる開発会社を選ぶ
3.開発経験のあるプロジェクトマネ―ジャーが在籍する開発会社を選ぶ
4.適切なツールを選定できる開発会社を選ぶ
アプリ開発は、企画から運用まで一貫してサポートしてくれる開発会社と共に進めていけると失敗を回避しやすくなります。
「品質」「コスト」「納期」のすべてにこだわったアプリ開発は、ぜひ私たち「Citrus App」にご相談ください。
